NGCパートナーズ 代表 石井優のブログ
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2020年5月20日水曜日

ノートのとり方「心のノート」

今回はノートのとり方についてご紹介します。

みなさんは以下のような場面で、どのようにされていますか?
  • 人に為になる話を聞いたとき
  • 書籍で記録に残して置きたい言葉に出会ったとき
  • 仕事で素晴らしい気付きを得たとき
  • その他、人にぜひ紹介したい事柄を忘れないようにしたいとき
人とのコミュニケーションの中で得たこと、書籍などで学んだこと、仕事で得た気づきなどは大変貴重なものですが、後日それを実践できないとせっかくの成長の機会も半分以下しか活かせていないことになります。インプット(習得)とアウトプット(行動・実践)は両方を行ったり来たりすることで人は成長していきます。

また、得られたスキルやマインドはそれだけでは何も価値を産まず、行動を通じて成果につながります。一方、行動は前提となるスキルやマインドがないと十分な成果を産むことができません。

インプットしたこと(=スキルやマインド)とアウトプット(=行動)を結びつけるために大切なのがノートのとり方だと思います。人として素晴らしい方、成果を上げている方などは必ずと言っていいほど自分なりのノートやメモのとり方をされています。人の記憶力が万能でない以上、ノートやメモをうまく活用してインプットをアウトプットにつなげていく必要があります。最近ではデジタルの力を活用することもできます。

そこで私は「心のノート」というものを作っています。名称は愛読している「宇宙兄弟」から拝借しました。また、ノートのとり方は仕事で出会った方に教えていただいたものです。

以前は読んだ書籍ごと、参加したセミナーごと、出会った人ごと、もしくはテーマごとにファイルを分けてメモを残していたのですが、後日読み返したりメモを探し出したりするのが不便でしたし、どのファイルにメモするのがいいかを考えるのが面倒だったりもしていた中、ある方にその方のノートのとり方を教えていただいて、それをそのまま実践しています。

方法はとても単純で、Evernote、Wordやテキスト作成アプリ、何でも構いませんが特定のアプリのひとつのファイルにひたすら記録に残しておきたい言葉などを書き込んでいくだけです。私に教えてくださった方はWordを使ってらっしゃいましたが私はOneNoteを活用しています。メモを残すときに出典を記載しておけば、例えば何かの講演を依頼されたときの資料作成のネタ帳にもなります。いちいちファイルを分けたりしませんのでひたすらページ数が増えていきますが、
  • 記録に残す際に余計なことをいろいろ考える必要がなく簡便であること
  • 最近は検索技術が向上しているので言葉を探し出すのに特に苦労はないこと
  • たまに時間がある際にひたすら読み返すのに便利であること
などから重宝しています。

学生時代からノートのとり方を工夫している方もいれば、社会人何年目になってもメモをとらずに上司や先輩から叱られている方もいます。その差はその方の人生においても仕事においても大きく影響してきます。ぜひ試行錯誤して自分なりのノートやメモのとり方を見つけてみてください。